【銘柄分析】ジャパニアス(9558)
「投資は楽しい!」
Kogaでございます。
銘柄分析、第4回目は先週の本決算が好調だったこの銘柄!
分析対象:ジャパニアス(9558)
業種セクター:SI・ソフトウェア開発(業種内時価総額順位 143位/257社)
【会社概要】
1999年設立、2022年上場の東証グロース銘柄
製造業向けのIT人材派遣を主軸とする企業で、1000人超のエンジニアを抱えながら
95%前後の高水準稼働が達成されている。
現状はソフトウェアやインフラなどのオンサイト型開発支援が中心ですが、
中期的にクラウド領域を育成する方針でもあり、将来性も期待できます。
【業績面】
業績面では順調そうです。
主力のIT人材派遣において、エンジニア増員の効果が表れ稼働も高水準とのこと。
人件費や採用費などコスト増をこなす営業利益を上げています。
エンジニア業界自体は、慢性的な人手不足なようで人材派遣の需要は活況。
それにとどまらず、今まで社内で教育してきたIT人材育成プログラムをパッケージ化
し外販することを検討していたり、顧客先に常駐するだけでなく、セールスフォース
案件やクラウド案件など新しい方面への人材を充実させようとしているようです。
人手不足のなか、「ジャパニアスに頼めば、最適な人材を派遣してもらえる」
「ジャパニアスに頼めば、最適な人材を必要に応じて調達できる」という評価が
受けられれば、業界内での存在価値を高めることになるでしょう。
昨今の為替変動の影響を受けないのも安心感がありますね。
【テクニカル面】
上昇トレンド継続、成長が期待できます。
昨年10月の第3四半期決算以降、上昇トレンドが継続しております。
1/10(火)の本決算では、来期見通しも発表され、売上高は今期とほぼ同様な
昨年比+14.9%と予想されておりますので、トレンドが崩れる様子はありません。
もちろん利確に圧され一時的に下落することもあり得るでしょうが、
現状では焦って売りに走る状況が想定しにくいです。
ただ、IPO(新規上場)銘柄ということで、2月に予定されているロックアップ
(大株主の売り出し規制)解除の影響で大きく落ちる可能性もあるので、
現状では短期投資の感覚で入るのが良いでしょう。
以上の結果、現時点、Koga的には「買い」判断とさせていただきます。
今後も色々な銘柄の分析に挑戦いたしますので、暖かい目で見守っていただければ
幸いです。
それでは、楽しい投資を!