【来週にむけて】2023年1/16週　指標や注目決算日程など

　「投資は楽しい！」

　Kogaでございます。

　本日（23/1/15）は日曜ですので、来週の相場や個別銘柄について書きます。

　経済指標と注目決算について軽くまとめます。

　【経済指標】1/18（水）　日銀金融政策決定会合

　4月の日銀総裁交代に向けて、「異次元の金融緩和」という時代が終わろうとしております。就任当時の安部政権下から数えて10年、日銀史上初の「マイナス金利政策」やイールドカーブコントロールによって、デフレはびこった日本経済にインフレへの転換に促し続けた黒田総裁でしたが、新総裁への道筋として、金融緩和政策に調整を入れる可能性が指摘されております。

　というのも、先月12月の同会合にて、「イールドカーブコントロールによる、長期金利の変動幅を±0.25%から±0.5%へ拡大する」と発表したことで、事実上の金利引き上げが実施され、金融引き締めが意識されたことで、年末の日本株は大きく下げて終わってしまったのは記憶に新しいですね。

　今週の日本市場は、「金融緩和策が起こしてしまった『副作用』を点検する」という会合の主題に戦々恐々としなければならないでしょう。

　銀行の貸出金利の上昇は企業の資金繰り悪化につながり、経済全体を冷え込ませかねないです。特に自己資本比率の低い企業へのダメージが大きいので、保有銘柄の財務状況を今一度チェックしておくに越したことはありません。

【注目決算】テイツー

　以下日程順

◎1/10（火）

　16：00　テイツー（7610）3Q

　テイツーは「古本市場」を経営しており、買取王国（3181）とも提携しているよう。

　先週決算の買取王国（3181）、ブックオフホールディングス（9278）が好決算でした

　ので、好決算は予想できます。

　ただ、ブックオフホールディングス（9278）のほうは材料出尽くし感で売り込まれて

　いるので、決算またぎするのはリスキーかと思います。